
元海上保安官の「元海保」です!
今回のお話は「結婚式」についてのお話です!
海上保安官に限らないかもしれませんが、こういった職業の方は結婚が早いイメージがありませんか?
海上保安学校の仲の良い同期や、巡視船の先輩後輩などなど、多くの人と関わっているので、毎年のように結婚式にご招待されるんです!

海保に限らないと思うのですが、レスキューとかやってる人って、結婚するのが早い人が多いんです。(私の感想)
その中で感じたことは、海上保安官の結婚式は、結構親族ウケが良いということです!

そうなんですか!?

なんでかは分かりませんが、、、
そんな海上保安官の結婚式について、何度も結婚式に出た私が、面白かったものをご紹介させていただきたいと思います!
海上保安官の結婚式に密着

海上保安官の結婚式といえば、気になるのは休みが取れるのか?
また同じ巡視船の人は結婚式に招待できるのか?
なんてことじゃないでしょうか?

ご安心ください!ちゃんと休めるし、巡視船の仲間も結婚式に招待することができるんです!

凄い!絶対無理だと思いました!
結婚式を行う海上保安官は事前に(結婚式を挙げるのは大体1年前くらいにはわかるのかな?)巡視船の上席に伝えておくと、上席が陸上職員と連絡を取り合ってくれ、結婚式の近くはお休みになるよう調整してくれるんです!
また、招待された海上保安官については、結婚式のご招待は結構前から連絡が来るので、比較的年休が取れやすいのが海上保安庁の良いところ!
(PLHなどの長い航海がある巡視船は、途中下船したり、途中からピックアップしてもらったりします)

というわけで、結婚式は休みが取れるんです!!
結婚式の余興



そして結婚式といいましたら、やはり余興でしょう!
海上保安庁関係者の結婚式では、結構凝った余興を披露いたします!
しかし、余興を楽しむのは新郎新婦だけではなく、ご来席いただいたご友人の方々はもちろんのこと、

新郎新婦のご両親に喜んでいただきたい!

海上保安庁というものを面白おかしく知ってもらいたい!
という気持ちもあり、結婚式前はかなり試行錯誤いたします。
しかしながら、余興のクオリティは巡視船によってさまざまであり、潜水士のようにテンションの高い人が船に乗っていると、余興もおのずとクオリティの高いものになりますが、静か~~~な人しかいない部署だと、どこにでもあるような余興となってしまいます。

そんなに差があるんですね!?
そんな中で、私たちが実際にやった(見た)結婚式の余興をご紹介させていただきます!
今後の結婚式の参考にしていただければと思います!

(おそらく参考にならない)
ファッションショー


ファッションショーだとぉぉぉぉ!?

そうです!ファッションショーです!!
意外かと思われると思いますが、ファッションショーなんです!
海上保安庁には制服がいっぱいあるのはご存じでしょうか?
制服には夏服冬服があり、作業着があったり、式典用の制服があったりと、あまり知られていない制服が多く存在します。
そこでプロジェクションマッピングほどとはいきませんが、業務の映像を流しつつ、海保の制服やウエットスーツなどで海保職員が登場し、その制服の時の仕事を寸劇で行います!

海保の仕事を紹介しつつ、普段見れない海保の色んな制服を見ることができます!

面白そう!!
そして海上保安官の最高の制服といえば、その鍛え抜かれた【裸】です!

最後にブーメランパンツ一丁のゴリマッチョが登場することによって、新婦側のご来賓が大喜びいたします!
ドキュメンタリー映像

これもスタンディングオベーションになった余興の一つなのですが、結婚式までの期間、新郎に密着取材を行い、ドキュメンタリー映画のような、プロジェクトXのような動画を作成して披露するものがありました。

イナバウアー!

え!?

すみません。スタンディングオベーションというと、イナバウアーを思い出してしまいました。
こちらの映像は、見せられる範囲で過酷な現場の映像や、訓練風景を流し、緊張感とこんな大変なことを新郎はしているんだと、感心と感動を与えた後に、巡視船内での新郎の面白いところを流し、ギャップ萌えさせる手法を取っておりました!

海保ファンにはたまらないですね!

こちらの映像は好評で、新婦さんからはDVDにしてほしいと頼まれるくらいでした!

(ちなみに新婦さんは、新郎が仕事でいないときにDVDをみて、こんな頑張っているんだ、私も頑張ろう!と結構な頻度で見てくれているらしいです!)
最後に

まだまだ色んな余興があったのですが、話すときりがなくなってしまいますので、2つだけ紹介させていただきます!
今はコロナが落ち着いてきているので、結婚式の余興とかも復活してきているのではないかと思います。
まだコロナを意識して、積極的に余興が出来ないところもあるかもしれませんが、結婚式は記念すべき日ですので、余興の担当になったからには全力で参加者の方々を、
お・も・て・な・し

おもてなししようではありませんか!!



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