
元海上保安官の「元海保」です!
今回のお話は「海保の業務内容」についてのお話です!
皆さんは就職するにあたって、自分が就職する会社がどんなことをやっているのか気になりますよね?
私は海上保安庁という存在を対して知ることがない状態で海上保安官となり、船の揺れが超絶気持ち悪いこと、海の上での生活が長いこと、呼び出しがあり遠出があまりできないことなど全然知りませんでした。

今であればネットや口コミなどで調べ、食べログみたいに評価が出る会社もあれば、小さすぎて調べてもホームページすら出てこないこともあるのではないでしょうか?

そんな中面接をしてみて、いざ内定をいただき働いてみると、なんか思ってたんと違う、、、なんてこともあるのではないでしょうか??
海上保安庁の業務内容

ドラマや映画、アニメや漫画の影響で夢を描き、志高く憧れの職場につくことができても、いざ海上保安学校などで現実の業務内容を知ってしまったとき、

理想と現実
そんな言葉が脳裏にふわっと浮かんでくることでしょう。
海保や警察、消防、自衛隊なんかについても同じことが起こります。
そこで今回は少しばかり海上保安庁の業務内容についてご説明させていただきたいと思います。

深い話についてはたまに記事にしておりますのでそちらをご参照ください。
巡視船業務


巡視船勤務になると、主な仕事は原発警戒となります。
(その他火力発電所や重要箇所の警戒)
テロリストによって原発事故が起こされないよう警戒するとともに、事故が起きた場合すぐに対応できるよう警戒、パトロールをします。
パトロール中に各課の作業を実施しています。例えば機関科なら簡単なエンジンの整備。
航海科だったらホーサーの手入れなどなど。
そして、原発警戒以外にも海上の安全を守るために、搭載艇を降ろして周囲の船舶に法定備品の確認や、免許の確認をする取締業務もあります。

皆さん海保に敵意むき出しですが、法定備品と免許携帯してれば済む話なんですから、ちゃんと船に乗るときは準備してください。
ちなみに、よく検挙される違反は法定備品の不備と、アマチュア無線がついているのに、無線の免許を持っていないというものです。

使ってなくとも、無線が船に付いてるだけで取締対象になりますのでご注意ください。
みんな大好き潜水士も取締業務をしますし、訓練と実働だけやっていればいいというわけではありません。
潜水士は+αの仕事なので、通常業務もしっかりやりつつ、潜水訓練や実働に駆り出されます。

なので皆さん、潜水士になったら仕事量増えますのでご注意ください。

あ、でも潜水士になるとボーナスでの評価が上がりやすいので、ご参考までに!
その他の巡視船業務は、航行不能になった船の曳航だったり、行方不明者捜索だったりと、毎日何かしらの仕事があります。
陸上業務

陸上勤務では色んな課が存在しており、全て経験しているわけではないので、上手く説明できません。

大まかに言ってしまうと、大変な職場です。

給料は安いし、忙しいし、殺伐としているし。

みんな顔色が悪そうでした。
ということで、海保は船だけじゃなく、陸上勤務というものがあり、配属に関しては自分の希望はそんなに通りません。
ということを覚えておいてください。
最後に

こんな感じでかなりざっくりした説明ではありましたが、もしもっと詳しく知りたい!

質問がある!
などがありましたら、TwitterのDMでもいいのでコメントお待ちしております!
正直こんなものではないくらい色々な仕事もありますし、パワハラもあればモラハラも存在します。
(今はそんなにないかもしれませんが、、、)
海上保安庁だけではなく、警察なども仕事も大変ですが、人間関係などもかなりハードなものとなっているでしょう。

皆さんも学校などにいるうちからコミニケーション能力を身に着け、強化し、自分の強力な武器とすることによって、辛く困難な生活にも打ち勝っていけるかと思います!

今回の記事が皆さんの今後の就職活動の参考になれば幸いです!


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