海上保安官は引っ越しが多いイメージがありますよね?
そうなんです!異動が2年~5年程で発生します!!


海上保安官は異動がやたらとあります。

そんな転勤ばっかりしていたら引っ越し費用とか、賃貸費用が心配ですね
一応引っ越し費用は出るんですが、場所によっては全然足りないですし、民間のアパートを借りた時に、場所によっては大赤字です
最近は全額支給される?なんて噂を聞きましたが、真相はわかりません
激安価格の引越業者
さきほども言いましたように、海上保安官の引っ越しは毎年のように行われます。
過去記事に引っ越しの内容を記載しておりますので、お時間がある時に読んでみてください!
新しい人が来たと思ったら、今まで乗っていた人がほかの船に旅だって行くのです。
同じ保安部所属の巡視船であれば引っ越しはないのですが、他の場所に行く場合は必ず引っ越さなければなりません。

単身赴任も多いんですよ

寂しいですね

なので離婚率も、、、

ひぃぃぃ!
海上保安官の異動は基本的に管区内の異動となっておりますが、幹部や一部の海上保安官は全国転勤となります。
その異動が近場の巡視船異動であったり、保安部勤務であれば引っ越さずに済みますが、実際はそういうわけにはいきません。
関東の三管区であれば、神奈川県から茨城県に引っ越すこともありますし、東北の二管区であれば、福島県から青森県に引っ越すこともあります。
この遠い引っ越しにあっては引越し業者を利用したり、単身で荷物の少ない海上保安官は、自分の車に荷物を押し込み引っ越しを行います。

そんなミニマリストがいるんですか!?
引っ越しが面倒であったりする人は、家具家電付きの家を借りる人も多くいたり、家具家電のレンタルを使用する人もいます!なので、個人の荷物は少なくて済む!なんてこともあるんです!

引っ越し代を安くせよ!!

そんな引っ越しシーズンは、海上保安官の団結力で引っ越し代を安くします!
近場のお引越しに関しては、後輩に慕われていたり、先輩から好かれている海上保安官は得をするんです!
なぜなら海上保安官という昼飯代くらいで荷物の搬出、輸送、搬入を行ってくれる最強の引越し業者を雇うことができるからなんです!

そんな裏業者があったんですね!

はい!文句も言わずにキャッキャしながら仕事をしてくれます!
隣の県もしくは片道2時間くらいの場所であれば、喜んで協力してくれる良い業者で、何と言っても安い!ほとんどお金がかかりません!
(2トントラックとか借りた場合は別途費用がかかりました)

ただ、大体の人が引っ越しのお手伝いをしたことへのお礼で、お手伝い費用を支払ったり、豪華食事を提供してくれます。
たまにレンタカー代すら払わず消えていく鬼畜な先輩もいましたが。。。
最悪な先輩の手伝い
こんな和気あいあいな引っ越しも多くあるのですが、中にはとんでもないモンスター海上保安官が存在するのです。
そんなモンスター海上保安官のお引越しを強制されたときは、本当に大変なんです!

私が体験した最も酷い先輩のお話をさせていただこうと思います。
同じ巡視船に乗っていた先輩が異動となることが決まり、どうしても業者が見つからないので、引っ越しの手伝いをしてほしいと懇願されました。
そこまで仲が良かったわけではありませんが、予定もなかったので、同期と一緒に手伝うことにしました。
引っ越しの朝、前日に先輩が借りておいた2トントラックで先輩の家まで行きました。
(私を含め二人で)
先輩の家のチャイムを鳴らしてみると、反応がない。

あれ?もしかして寝てる?
しばらくチャイムを鳴らし続けてみると、先輩がいかにも二日酔いといった感じでドアを開けてくれました。

うるせぇな。頭痛いだろ。
前日に朝方まで酒を飲んでおり、今の今まで寝ていたようです。
こいつ、どうしてもっていうから手伝ってやっているのに、、、

○してやろうか!!?
なんて心の中で思っていましたが、とりあえず荷物を搬出しようと思い、部屋の中を覗いてみると荷物が梱包されておりません。

あの、どれ運ぶんですか?

全部。あ、梱包してね。

帰ります。

え?

アホか!?

ええ?!
あまりにも酷い対応をとられたので、2トントラックをそのまま置いていき、同期と二人でそのまま温泉に入りに行きました。
最後に
本当に手伝わずに帰ろうとする私達を必死に止めようと、なにかを叫んでおりましたが、そんな世の中舐めきった海上保安大学校卒の幹部候補に現実の厳しさを教えてさしあげたお話となります。
後日談となりますが、先輩の引っ越しについてはその後、何人かに手伝いをお願いしたのですが、誰も手伝うことなく、一人2トントラックで引っ越しをおこなったようです。

(引っ越しをした後トラックを返却しに戻ってきて、電車でまた引っ越し先に戻ったそうです)

因果応報というやつでしょうか。
皆さんも先輩後輩の関係であったとしても、休日返上で手伝ってくれる人に対してはリスペクトを持って接しましょう。
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