海上保安庁の潜水士だってミスをする！？新人潜水士のミス3連発！！

皆さんはダイビングを経験したことはあるでしょうか？

ダイビングでは浮力のあるウエットスーツに重いボンベ、BC（BUOYANCY COMPENSATOR）と呼ばれる浮力調整装置を付けたりと、色々な機材を装備して海の中で活動します。

そんな沈む状態からBCに空気を入れて浮きやすくしたり、空気を抜いて沈みやすくすると水中で体勢ををとるのが難しくなってしまいます。

新人潜水士のミス3連発

趣味でダイビングやっている皆さん、自分はなかなか上手くならないなぁ。

とか、急に浮上しちゃったり、潜水墜落しちゃたりしていませんか？

また、その場で体勢を維持したり、コンパスを使って方位をとったりが上手くできないなんてことありませんか？

誰だって最初は下手なんです！

（最初からできる人が稀にいます）

海保の潜水士は海に潜ったりすることが多いですし、訓練でめちゃくちゃ厳しくしごかれる為、その分スキルの上達するスピードが早いんです。

もし、ダイビングをやっていて、なかなか上達しないから辞めようかな？

何回かやるとバランス感覚もついてきますし、空気の調整方法も「肺」でできるようになってくるので、どんどん上達していくこと間違いなし！

あともう一つ、最も上達するために必要なものは、

楽しむことです！

状態維持ができなくたって、その状況を楽しんじゃえばいいんです！

浅い場所であれば潜水墜落して、海底に指一本で逆立ちしてやればいいんです！

そんな状況を楽しみながら自分なりに成長していけばいいんです！！

海保の潜水士も最初は初心者です。

潜水研修で3ヶ月訓練したとしても、現場で多くのミスをします。

レギュレーターを付けずに潜水

皆さんも経験があるのではないでしょうか？

シュノーケルを咥えたままエントリーしたことが！

そうなんです。

たまに何事もなかったかのように、水中でレギュに切り替える新人もいますが、海水を召し上がり、阿鼻叫喚となる新人がほとんどです。

こんな時にこのミスをするという例をお話いたしますので、同じような状況の際はお気をつけください。

巡視船の搭載艇で潜水ポイントまで付近まで行き、一旦搭載艇から海面に入り泳いで潜水ポイントまで行きます。

その後潜水を開始するのですが、その時シュノーケルのまま潜るってことが良くありますので、ボートからエントリーしてそのまま潜る時は問題ないとしても、ちょっとシュノーケリングしてしまうと、レギュレーターの存在を忘れる瞬間がありますので、皆さんご注意ください！

ドライスーツで空気を抜き忘れる

皆さんはドライスーツを着てダイビングしていますか？

もしかしたら経験がないかもしれませんので、BCを思い浮かべてください。

BCに空気を入れた状態でエントリーしようとすると、なかなか潜ることができませんよね？

しっかりデフレーションしてヘッドかフットファーストで潜るかと思います。

ドライスーツにエアを入れた状態で、ヘッドファーストした新人潜水士は大体犬神家の一族となってしまいます。

たまに、気合で潜っていく猛者や、フットファーストでロープをガシガシ使って潜っていく猛者もいます。

（深度40ｍにて捜索するときなど、気圧でドライスーツがぺちゃんこになりますので、あえて空気を入れて潜ることもあります）

深度オーバーして潜水時間が狂う

皆さんは潜水墜落して、予定していた深度より深く潜ってしまったことはありませんか？

ダイビングするときは、設定する深度によって潜水時間やエントリーする本数を決めると思いますが、潜水の訓練でも同様の作業があります。

訓練海域の深度を確認して、潜水時間や訓練内容を決定するですが、実際に訓練する際に、深度オーバーをしてしまうと訓練に支障が出るだけでなく、潜水病などの危険性が高まる為、めちゃめちゃ説教されます。

最後に

多くのミスをして何度も何度も繰り返し潜ることによって上達していくのです。

なので、ダイビング初心者でなかなか上手にできなくても、