海上保安庁が所有するヘリコプターも搭載可能な「大型」巡視船で、初めて女性の船長が誕生しました。
「巡視船さがみ」はヘリコプターが搭載できるなど、第3管区海上保安本部の中で2番目に大きいクラスの巡視船です。

おめでとうございます!!

凄いですね!大型巡視船の船長であったり、航空機のパイロットであったりと、海上保安庁も女性の活躍する場が増えてきていますね!!

私も船長目指して頑張ります!!

船子さん、機関科は船長になれませんよ??

そうだった、、、!!
女性も活躍できる海上保安庁
2023年3月、海上保安庁で大型巡視船の船長に女性が就任したのは初めてのことになり、今後も増えていくのではないかということです。
今回船長となった女性海上保安官の方は、今回船長になったこと、今後の後輩に向けてのアドバイスをこう語っております。
タイプの違う色々な船がございます。それらの船長を経験した女性の数はかなり出ています。(後輩たちが)自分たちの将来像を描ける、そういった取り組みが地道に功を奏していると感じます。
現場に配属された時から男性女性問うことなく充実して楽しく仕事をしてきた
これまでと同じく国民の期待に応え業務を遂行していく

かっこいいですね!!

広報的な部分もあるのかとは思いますが、1年で異動とかにならず、2~3年船長を務めあげてほしいですね!
そうすれば本当の意味で、女性海上保安官も大型巡視船の船長になれる!という目標ができてくると思います!
巡視船で活躍する女性海上保安官
今回大型巡視船に初の女性海上保安官誕生!ということで注目を浴びていますが、他にも多くの女性海上保安官がおり、様々な業務にて活躍しております。

もちろん海上保安学校卒業後は巡視船勤務を行います!
海上保安学校卒業後、ほとんどの学生は巡視船に配属されますが、航空科や海洋などの学生については陸上勤務であったり、自衛隊に出向して訓練をおこなったりします。
現在は多くなってきているのですが、一昔前は女性用のお風呂やトイレがついていない巡視船も多かったので、女性海上保安官の配属される巡視船は限られておりました。

大体大型巡視船でしたね
近年はPMサイズの巡視船(ウォータージェット)には女子諸室もついており、女性海上保安官も多くの巡視船に配属されるようになっております。
その中で、各科の業務や警備業務をこなしていくことによって、その先の進路が決まってくるんです。
巡視船以外の進路
巡視船業務を数年行っていくと、女性海上保安官だけではないのですが、進路を気にするようになってきます。
このまま巡視船勤務でいくのか、「特修科」に行って出世するのか、はたまた潜水士などを目指すのか??

私の周りでは、女性海上保安官は陸上勤務になる方が多かったですね。
本庁に行く人もいましたし、語学研修を受けて国際取締官になる方もいました!

ちなみに皆さん、海上保安庁の業務なんですが、巡視船ばかりが目立っているので、ほかにもこんな業務があるんだよ!っていうところをざっくり紹介いたします。

そう、、、ざっくりとね!!
海上保安官の業務
・巡視船業務
・陸上業務(警備、救難、交通、海洋、情報、分析、etc)
・航空業務(パイロット、整備、通信)
・レスキュー(潜水士、機動救難士、特殊救難隊)
・特殊業務(機動防除隊、SST)
ざっくり言いますとこんな感じです。
ちなみに現在は「レスキュー」と「特殊業務」以外は女性保安官も活躍しておりますが、この二つに関しては、女性保安官の配属はまだありません。

レスキューはいないことは確実ですが、「特殊業務」に関してはいるかもしれないので、間違った情報だったら申し訳ないです。恐らくいないと思います。。。
最後に
このように海上保安庁では女性の活躍する場も多く存在しておりますので、海上保安庁を目指している女性の方々はチャレンジしてみてはいかがでしょうか??
ちなみにレスキュー関係の仕事をしたいんです!!
という方がいましたら、「消防」に入庁することを強くお勧めします。
「消防」の「救急車」には女性も配乗することができますし、「救急救命士」の資格や、消防の部内の研修で「救急課程」を受講することによって、人命救助に携わることができます。

やりたいことがある時は徹底的に調べたり、説明会に参加したりして、夢を諦めずに気合い入れていきましょう!!
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