
元海保さん、もうすぐ海上保安学校に行くんですが、パワハラってあるんですか??

パワハラですか?う~ん。パワハラって難しいですよね。
例えばどんなのがパワハラだと思いますか??

怒鳴られて怒られたり、高圧的にこられたり。
あとは暴力です。

う~ん。前半の怒鳴られたり高圧的に怒られたりするのは海上保安学校に限らず、警察や消防といった業種では避けられないものだと思います。
これは「パワハラ」ではなく教育的指導になるのかなぁと思います。
もちろん行き過ぎているのはダメですけどね。
ちなみに暴力は「パワハラ」じゃなくて犯罪です。
海上保安庁のパワハラ事情
これから海上保安学校や警察、消防、自衛隊に入庁される方が多くいると思いますが、「パワハラ」問題は避けては通れない問題かもしれません。
昨今「セクハラ」を著しく超えてしまった自衛隊員が問題になっておりますが、そういったハラスメントについて今回は紹介させていただきたいと思います。

私がいたときは、「パワハラ」は多かったですが、「セクハラ」は見たことがありませんでした
ちなみにパワハラの定義はこんな感じらしいです。
(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求
(5)過小な要求
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)

こうやってみると、全部経験しているなぁ

全部経験してるみたいな顔やめてください!!
正直今のご時世、「身体的な攻撃」については少なくなってきたと思いますが、現場に出てからは少なからずある気がします。
ただ、海上保安学校では「暴力」はないはずです!
しかし、残念ながら他の項目については「あり寄りのあり」だと思いますので、私の経験を踏まえてどんなものがあるか解説していきたいと思います。

閲覧注意!!
(そんなひどいものではありませんが)
身体的な攻撃(暴行・傷害)
まず「身体的な攻撃」に関しましては、海上保安学校の教官はしてこないと思います。

胸ぐら掴んでくるぐらいかな??
ただ調子にノリノリの先輩期が手を出してくる可能性がありますので、変な先輩に関わらないようにするか、コミュ力おばけになって「標的」にならないよう約1年間過ごすかがいいと思います。
時代も時代なんで、そんなに攻撃的な人はいないと思いたいですが、上下関係に酔いしれてしまうと、「イカれぽんちっち」になっちゃう人もいるので要注意!!
また、同期内でも「派閥」みたいなのが出来上がってしまうのが集団生活の嫌なところで、柔道であったり逮捕術の授業で陰湿な攻撃をしてくる輩もおるわけです。

すぐにグループなんて作んないで、1年ぐらい仲良くやりなさい!!
また、現場にでてもクレイジーな海上保安官はいますので、「身体的な攻撃」が絶対ない!なんてことは言えないのが悲しい海上保安庁の実情となります。

機関室でモンキーで殴られたのは良い思い出だ
精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言)
「精神的な攻撃」、、、こちらはですね。残念ながら教官もしてきますね。
「暴言」関係に関しては海上保安庁に限らず、一般の会社でもあるのではないでしょうか??
容姿に関する暴言もありますし、覚えが悪いと「使えないゴミ野郎」なんて言葉も平然と飛び交っております。

このパワハラは学校でも現場でもあるしなぁ
こういった仕事だと「暴言」はある程度我慢できないとやっていけないかと思います。
もちろんいけないことではあるのですが、命の危険がある業務ですし、言葉遣いが荒くなってしまうのもある程度許容しないといけないかもしれませんね。
ただ能力に対して言われるのは仕方がないかと思いますが、「人格否定」や「容姿」に関しての暴言は、何回も言われたら訴えてやりましょう!!

倍返しだ!!
人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)

私これが一番心配なんです。。。

船子さん。残念ながら学校でも現場でもこの手のパワハラ存在します。
このパワハラはなくなることはないんじゃないかと思います。
海上保安学校で、このパワハラを仕掛けてくるのは「先輩期」もしくは「同期」となります。
教官についてはこのようなことはしてこないですが、「無視」はしてくるかもしれませんね。
やはり「集団生活」である以上、「気の合う人」と「気が合わない人」っていうのがどうしても出てきてしまいます。
おそらく、この記事を読んでくれている皆さんも、学校生活などで似たような体験をしているのではないでしょうか??
こちらの対処法としては先ほどと同じように、関わらないかコミュ力おばけになるしかありません。

現場に出ても上司や先輩にされることがあります。
でも、これに関してはどの職場も同じな気がします。
過大な要求

過大な要求、、、??
保安学校ではないんじゃないかと思います。
特に要求されることは勉強や試験的なものだけで、特段過大なものはありませんから。
現場に出ても、潜水士などのレスキュー隊にならなければ、無理難題を要求されることはないんではないかと思います。

陸上勤務ではいっぱいあるけどな!!
過小な要求

過小な要求??
なんでしょう。
荷物運んどいて。
みたいな感じでしょうか。
多分、いっぱいあると思います。
個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
これはどこにでもあるんではないでしょうか!?
仕事とは関係ない「私生活」に土足で踏み込んでくる「先輩」や「上司」!
そして対して仲の良くない「同期」や「後輩」!
海上保安庁に限ったことではありませんよね??

そんなに踏み込んでくるんですか!?

いや、正直人によるんじゃないでしょうか??
最後に
ざっくり海上保安庁のパワハラ事情を紹介したのですが、私の経験したパワハラについては、また今度面白おかしく紹介させていただきたいと思います。
やはりパワハラといいますか、「人間関係」って難しいですよね。
現場に出ても「巡視船」という集団生活が待っておりますので、どこに行っても「人間関係」からくる「パワハラ」はついて回ってくるのではないでしょうか?

レスキュー隊の訓練も、普通の人からしたらパワハラのディズニーランドだしね!
小さい「パワハラ」には耐えれるようメンタルを鍛え、大きな「パワハラ」は即訴えるをモットーに、皆さんこれからも頑張っていきましょう!

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