「ずっとあなたを待ってたよ?」恐怖!夜の岸壁にたたずむ女性の姿!

怖い女 海保の体験談
引用元:フォト
船子
船子

元海保さん!今日も何か面白い話してください!

元海保
元海保

最近出し尽くしちゃった感があるんだけど、、、

同期
同期

じゃあ俺の恐怖体験を話せばいいんじゃないか??

元海保
元海保

あの恐怖体験か!!

そうなんです。

海上保安官となれば、恐怖体験の一つや二つ持っているものなんです。

私の恐怖体験といえば、燃えている船の中に侵入したり、真っ二つになった船の中に入っていったりと、今思うと中々スリリングな恐怖体験がありますが、今回は別の恐怖体験をご紹介させていただきます。

そう。それは同期と一緒に体験した恐怖体験です。

サーチライトに照らされた真実

海難発生

海上保安庁の巡視船は船の大きさによって航海の長さが変わってきます。

私がこの時乗っていた巡視船は「PM」サイズとなっており、約5日間程度の航海をしたのちに入港して休みといった勤務体系になっております。

元海保
元海保

船の勤務体系については過去記事に記載してあります!

5日間の航海を終え、ようやく入港して休めると思った矢先に、船橋に一本の連絡がはいりました。

陸上オペ
陸上オペ

「〇〇沖〇〇マイル、漁船同士の衝突事案発生足立に現場に向かえ」

元海保
元海保

うそ!?入港日だよ!!今日帰れないじゃん!!

海上保安官たるもの海難の発生に対応することは覚悟しておりますし、仕事ですから嫌とは言いません!!

ただ、入港日に海難が発生すると、流石に悲しくなってしまいます。

元海保
元海保

海上保安官だって人間だもの

そんな気持ちを切り替えて、現場に向かってヨーソロー!!

同期の彼女

現場に向かう途中、船橋でワッチをしていると、同期がふと彼女について語り始めました。

同期
同期

この間看護師さんと合コンがあって、そこで知り合った女の子と付き合ったんだよね

元海保
元海保

おいおい!こんな時に自慢ですか!看護師さんなら今日ケガしても大丈夫じゃん!

などと話をしていると、なにやら最近彼女の様子がおかしいとのことでした。

お互い仕事が忙しく、連絡も途絶えがちになることが多かったようです。

同期
同期

彼女はマメに連絡くれるんだけど、海って電波入らないじゃん?

連絡出来ないことが多いんだよね。

元海保
元海保

確かにね。それに君はSoftbankだから余計に電波入らないでしょ。

今はそうでもないかもしれませんが、海の上は電波が入りづらく、特にdocomo以外の携帯電話はよく圏外になっておりました。

同期
同期

それでさぁ、電波届いたときに携帯見ると、凄いメールいっぱいなんだよね。

それがちょっと怖くてさ、、、

元海保
元海保

ちょっとメール見せてよ!!

見せてもらったメールの内容は今でも忘れられません。

この時私はかなりビビりました。

メールの内容

「今日もお仕事お疲れ様!まだ海の上だよね!」

「忙しいのかな?電波がないのかな??」

「寂しいぁ、連絡待ってます」

「今どこ?」

「ねぇ」

「浮気?」

「船は出港してるね」

「家、、、留守だね」

元海保
元海保

お別れしたほうが良いのではないでしょうか??

同期
同期

そうだよね、、、普段は良い子なんだけど、可愛いし。

当時は今のように「地雷系」であったり「メンヘラ」なんて言葉はなかったのですが、おそらくその類だったのではないかと思います。

そんな話をしていたら海難現場に到着。

衝突した漁船のえい航作業を実施し、港に向かいました。

夜の岸壁にたたずむ影

えい航作業も完了し、なんとか日を跨ぐことなく入港することが出来そうでした。

夜間の入港作業となり、サーチライトで岸壁を照らしながら入港の作業をします。

私は機関科でしたが、甲板作業も手伝っていたので、同期と一緒に岸壁のもやい取りの陸上職員を探していました。

同期
同期

よし。レッドの準備もできたことだし、今日は帰って早く寝たいよ。

元海保
元海保

あれ?もやい取りの人の後ろに誰かいない??

誰か立っているように見えるんだけど、、、

夜中の岸壁でイチャついているカップルか何かかと思って同期のほうをみると、そこには恐怖で顔が引きつっている同期が立っていました。

元海保
元海保

彼女様でございますか??

同期
同期

ハイ、ソウデス

元海保
元海保

それじゃあ早く入港して抱きしめて差し上げてください

同期
同期

ハイ、ワカリマシタ

その後普段失敗しないはずのレッドを3回失敗し、大幅に入港時間を遅らせた動機は先輩や上司に怒られておりましたが、心ここにあらず。。。

ヤバい上司
ヤバい上司

そういえば、岸壁に女の子立ってなかった??

上司が「岸壁の女」について話し出すとガタガタ震えだす同期。

入港作業も終わり、下船許可が出たものの、中々帰ろうとしない同期を横目に岸壁に降り立ってみると、そこには可愛らしい女の子が立っておりました。

元海保
元海保

あれ?普通に可愛いぞ。あいつ嘘言ってんじゃないのかな?

そんな風に思いましたが、意を決してタラップから降りてきた同期は、青ざめた表情をしながら女の子に連れられて闇に消えていきました。

その後、彼に会ったものは誰一人いなかった。。。

最後に

元海保
元海保

というのは冗談で、普通に次の航海にも無事にきておりました!

その後結果的には別れたそうなんですが、その時はかなりの修羅場だったそうです。

海上保安官と付き合いたいな!なんて思っている人は、一人でいる時間が苦でない人、たまに会うくらいが丁度いい!なんていう人がおススメです!

男性に依存したり、一人でいることに不安を覚えてしまう人は海上保安官と付き合うのは無理だと思いますので、悲しい思いをする前に付き合うのはやめておきましょう!

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